澤江 衣里 Sawae Eri
ソプラノ
出身:島根県
第11回東京音楽コンクール（2013） 声楽部門第2位〈最高位〉
2005年、国立音楽大学音楽学部声楽学科首席卒業。武岡賞を受賞。
2008年、東京藝術大学大学院修士課程修了。
2012年、東京藝術大学大学院博士課程修了。英国人作曲家R・クイルター作品を研究。博士号(音楽)取得。
声楽を佐藤峰子、永井和子の各氏に師事。
2008年
小澤征爾音楽塾 喜歌劇≪こうもり≫イーダ役
2009年
東京文化会館小ホールにおいて「澤江衣里ソプラノリサイタル」開催（日本演奏連盟主催）
2010年
メンデルスゾーン《讃歌》ソプラノソロ（堤俊作指揮・ロイヤルチェンバーオーケストラ）
第79回日本音楽コンクール 第2位入賞
2011年
バッハ《マタイ受難曲》ソプラノソロ（金昌国指揮・アンサンブル of トウキョウ）
2012年
澤江衣里ソプラノリサイタル《Anthology of R.Quilter》開催
東日本大震災チャリティコンサートカンタータ21番等ソプラノソロ（鈴木雅明指揮・バッハ・コレギウム・ジャパン）
メンデルスゾーン≪パウルス≫ソプラノソロ（鈴木雅明指揮・バッハ・コレギウム・ジャパン）
ベートーヴェン≪第九≫ソプラノソロ（秋山和慶指揮・広島交響楽団）
2013年
ブラームス≪ドイツ・レクイエム≫ソプラノソロ（青木洋也指揮・東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団）
第11回東京音楽コンクール声楽部門 第2位
モーツァルト≪フィガロの結婚≫バルバリーナ役（北とぴあ国際音楽祭2013）
2006年より、バッハ・コレギウム・ジャパンの声楽メンバーとして国内外のコンサート、レコーディングに携わっている。ソリストとしてだけでなくアンサンブルの面でも高く評価されている。
リリック・ソプラノ。歌曲では、英米(クイルター、ブリテン、バーバー、コープランド)、日本(山田耕筰、中田喜直)、独(シューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、シュトラウス)などを得意としている。大学院在学時には英国歌曲の研究をしており、英語の舞台語発音には定評がある。宗教曲では、バッハ≪マタイ受難曲≫≪ロ短調ミサ≫、ハイドン≪四季≫、モーツァルト≪ハ短調ミサ≫≪レクイエム≫、ブラームス≪ドイツ・レクイエム≫、フォーレ≪レクイエム≫などのソプラノソロなどの経験がある。バロックの軽快な動きを必要とされる作品、また後期ロマン派的なフレーズの長く幅の広い音楽を得意としている。
